三十路からのデスマーチ

何気ない日常がもしかしたら誰かの役に立つかもしれない。

適当に作る烏龍茶ゼリー

こんなに暑い日はなにかさっぱりしたものが食べたい。

そんな気分で食べログを見ていると池袋の飲茶のお店に烏龍茶ゼリーなるものがあると知りました。
池袋には何度も行ったことがあるのに、知らなかった飲茶屋さん。
しかし気になる烏龍茶ゼリー。
 
そんなこんなで自宅でチャレンジしてみました。

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ゼラチンと烏龍茶は絶対に必要。
 
砂糖もあった方がよいでしょう。
 
ソースはとりあえずホットケーキシロップで代用します。
 
さて、一パック500ml分とのことですが、ゼラチンは1包300ml分
 
とりあえず500ml沸かして一緒に飲む分として置いておきます。
 
沸騰したお湯にティーバックを入れて、5分ほど置きます。ポットのお湯でもできますので、お子さんと一緒に作っても安心です。
烏龍茶にゼラチンと砂糖(小さじ1から大さじ1までお好みで)を混ぜたものがこちらです。

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とりあえず粗熱を冷ましてから、冷蔵庫にGO!
1.2時間ほど待ちます。
 
 
食べる前にお皿にとってホットケーキシロップをかけるのですが、色が似ていて分かりにくいので、シロップと豆乳をまぜたものをかけます。

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見た目は地味ですがさっぱりでメープルの風味が美味しい‼
 

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ダイエット中の方でも烏龍茶なので罪悪感ないですよ。

 

緊迫したクライムサスペンス大作、ズートピア

公開がもうすぐ終わりますね。

今更過ぎて鼻で笑われるかもしれないのですが、もしかしたら私のように「周りは良いって言うけど、その分だけ段々ハードルが上がってしまって観て逆にがっかりするんじゃなくて? 」なんて天邪鬼さんに伝えたいためにお勧めしたい。

 

ズートピアはいいぞ。

 

ディズニーなんです。

世界中で愛されるアニメーションをばんばん出してる会社です。

 

そんなディズニーが今回作った作品ズートピア

主人公可愛いうさちゃんのジュディがポスターにばばんと出てますね。

田舎育ちの彼女が頑張る話なんだなってなんとなく察しますよね。

ところがどっこい。

前半はまったくもってそうなんです。

 

田舎育ちの夢見る女の子がウサギ初の警察官として頑張るわっ。相棒は詐欺師のイケメン狐ニック。凸凹コンビは果たして事件を解決できるのか。48時間以内に解決できなければジュディは警察官を首になってしまうぞ。

 

これだけでも十分話はできそうなのに、ディズニーはそのさらに向こうに行くのですよ。

本作に描かれているのはアメリカ社会に根強く残る差別意識

昨今テロ事件で一層激化するその姿をズートピアは可愛らしい動物たちに置き換えてみせてくるのです。

ジュディは草食動物、の中でもさらに小動物のウサギとして差別されています。警官は大型の動物ばかり。婦警さんは、私が気づいた中では誰もいませんでした。

ご両親もジュディの身を案じて、彼女が望んでいない駐車違反取締役に回されているのをほっとしています。

大型の動物たちの中でジュディがぺしゃこんにされてしまうのは容易に想像できますから。

さらに相棒ニックにも幼い頃に受けた差別によるトラウマが根深く残っています。

狐はずる賢く、信用できないものとして扱われ、アイスクリーム屋でも品物を売ってくれません。

確かに作中のズートピア大都市には狐はニックしかいないのです。ジュディが故郷に帰った時にやっと、彼女の幼馴染が出て来るだけです。

ニックはズートピアにくれば皆平等でなりたいものになれると思っているだろうけれど、がっかりしただろうとジュディの痛いところをぐいぐい付いてきます。

夢も希望もかなえられるのは一握り。ズートピアに来ただけで叶えられるなんて幻想だ。君もそのうち夢をあきらめて実家に帰ってにんじんを育てるだろう。

おそらくニックが心の中で何度も何度も繰り返した気持ちなんだろうと思うと、泣けてきます。

可愛らしい動物たちの住む楽園も、完璧ではなかった。その中には偏見や差別が産まれ、その壁を打ち壊す力のない人たちは悔しさに唇をかみしめながら諦めるしかない。

可愛いウサギのジュディと、イケメン狐のニックがすかっと事件を解決すると思っていたのに、なんというディープな世界。

となりのトトロを見るような気持ちでベイマックスを見に行ったら、少年の復讐劇を見せられてしまったときの気持ちを思い出します。

けれど、本作はただ重く苦しいだけではないのです。

最後の最後まで見て、きっとみなさんスクリーンに向かって叫ぶことでしょう。

「お前かよっ」と。

なんというか、もう、続編がないのかと思ってしまいます。

というか、日本のディズニーランドには二人はこないんですか?

香港には行くそうじゃないですか……。

実は、ズートピア未視聴のときにディズニーランドに行くかシーに行くか迷って、行ったことなかったシーに行ってしまったんですよ。

イースター、やってたんですね……ランド。

 

 

ウォルトディズニー様、お願いです。日本にも二人をご招待してください。ファストパス取れなくても並びますから!!

憧れのキャビア

私がまだ中学生だったころ、親戚のお姉さんが結婚した時にオシャレなオードブルが出てきました。

その中に、シュークリームの上に黒い粒が乗っていました

食べるといくらのような味。

しかしどこかねっとりとした不思議な触感。

その時初めて、噂に聞いたキャビアはこれかと驚きました。

 

 

キャビア英語: フランス語: caviarロシア語: чёрная икра:チョールナヤ・イクラー)は、チョウザメ塩漬けオードブルなどで供される高級食材である。

一般的にはキャビアとはチョウザメの卵を指すが、ヨーロッパの多くの国では魚卵の総称としてキャビアと言うこともある。逆に、ロシアでは魚卵全体をイクラと呼び、キャビアは「チョールナヤ・イクラー」、すなわち「黒い魚卵」と呼ぶ。漢字表記は「鱣子」。

Wikipedia より抜粋

 

つまり魚卵。

イクラはレッドキャビアとか呼ばれているらしいです。

明太子もそうなんですかね。

そんな疑問もありながら、ちょっとお高いスーパー。成城石井に行った際に見つけたんですよ。

幼い頃の思い出って美化されますよね。

私もです。幼い頃の胃袋の思い出の中のキャビアはなんだかとってもおいしい記憶がありました。

だからちょっとおしゃれなリッツパーティーしようと思ったんですよ。

記憶の中のキャビアは黒いゴマのような粒粒だったので、ランプフィッシュキャビアで間違いないと思います。

 


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ええ、さすがに、チョウザメキャビアは私にも宝くじ一等が当たらないと買う気になれません。

宝くじ当たらないかな。

そう思って買って来たキャビア。中々蓋が固くて開きません。

 


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格闘すること五分、なんとかキャビアのふたは開きました。

 しかし何故かプラスチックのスプーンの柄がへし折れました。

 

さて、豪快に一口。

 

 

塩辛い。

 

ちょっと生ぐさい。

 

すし飯に乗せて食べてみると、あ、なんだかとびっこみたい。

リッツに乗せて食べてみるとリッツ美味しいーーーー!!


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塩気とほのかにするバターのさっくりとした香り、すごく美味しいーーー!!さすがナビスコーー!!パーティーの主役におしてくるのも納得です。

 

いやー、日本酒の肴にはぴったりでしょうが、私日本酒はあまり得意ではないんですよ。

でもリッツ美味しいーーー!!

 

結論。記憶の中のキャビアは美味しかったですけど、少量だったからだと思います。

高級なものは口いっぱい頬張るよりも、少しずつ食べるのが一番おいしいんですね。

相変わらず子供の用に口いっぱい頬張ってしまう癖は治します。

 

 

 

 

 

 

そして翌日、トイレに行ったらキャビアと同じ色のものが身体から出てきました。

 

ファンの力でデッドプール実写化大成功

試写会に落ちたけれどやっと観れた柳沢です。観たい気持ちは館内1だったと自負しています。

オープニングから「好き……///」としか出てこない映画は初めてでした。

ウルヴァリンX-MEN ZEROからの長い道のりでした。

ライアン・レイノルズ自身とてもあの役柄が不満だったと語っていたのがファンとして嬉しいです。

それが、誰かがテスト映像をうっかりネットの海に流してしまったばかりに、デッドプールファンの皆がざわざわして映画化大成功。

こんなに陽気にこんなにヴァイオレンスにそしてこんなにキュートにデッドプールを演じるライアン・レイノルズが隠れていたなんてと、初登場映画を観て心折れていたファンは歓喜です。

 

 

 

 

 

※ネタバレ※

 

 

そんなライアンだからこそのデッドプールさん。アドリブも満載だったらしく、共演者の、主にヒロインヴァネッサ役のモリーナ・バッカリンは頭の回転の速さについていくのが大変だったとコメントしていました。しかしそれも役にはまるにつれて慣れてきたと語る彼女。美女で下品なジョークが得意とは世の男性にはたまらないものがあるのではないでしょうか。

 

実は彼女、あまりに美女すぎてヴァネッサ役には向かないと言われていたそうですが、そんなことありませんでした。

しかし、今まで見たマーベルヒーローのヒロインの中では一番露出度が高くセクシーでした。

R15は伊達じゃない。

 

さらに、制作費の事情で学園なのに二人しか出てこないXMENチームからは可愛い凸凹コンビが登場。

見た目通り勤勉真面目のコロッサスと見た目通りつねにぶすっとした反抗期の女の子ネガソニック・ティーンエイジ・ウォーヘッド。

ステファン・カプシックが演じるコロッサスはCGに加工される前は灰色のタイツを着て頭にピンを刺しているので、そんなコロッサスがそばにいてよくネガソニックを演じたブリアナ・ヒルデブランは「んふっwww」と笑わずにぶすっとした顔ができたと思います。

 

全身CGのコロッサスのせいでデッドプールは宿敵を逃したり腕を失くしたりしてしまうわけですが、彼のまっすぐさ、純粋さ、そして誇り高い思想はこの映画の唯一の聖域と言えます。

最初坊主頭の女の子とか……と思った鑑賞前のみなさんも、いつの間にかネガソニちゃんの可愛さに最後のデレた瞬間にはきゅんとなるでしょう。

デッドプールは制作側の事情を知っていますが、きっと皆修学旅行とかで出ていたんですよ。そして、反抗期なネガソニちゃんが「あたし行きたくない。」とぶすっと居残りをしたので、真面目なコロッサスが「じゃあこの子を見ていますので教授たちは他の子たちをお願いします。」みたいな事情があるんですよ。

教授はどっちなの??!と気になる気持ちを抑えて、想像を巡らましましょう。

 

悪役ももちろん、デッドプール映画にふさわしい、極悪非道っぷりです。

イケメン俳優エド・スクライン演じる宿敵エイジャックス、といかフランシスはウェイドを鉄骨で刺して、しかも抜けないように先を折り曲げるという徹底した隙を見せない悪役っぷりを。

ジーナ・カラーノ演じるエンジェル・ダストは女性なのにコロッサスをふっとばし、弱り切ったウェイドの顔面を容赦なくなぐりつけ、片乳がぽろりしても「きゃっ///」なんて可愛い悲鳴を上げずに、真摯なコロッサスが目をそらした瞬間殴ってきます。

 

さらに、ヴァネッサの元へ帰れないデッドプールが新たな同居人に選んだ女性もまたインパクト大。思わずちょっと凹んだデッドプールも寄り添ってしまいます。

 

さらにさらに、デッドプールには欠かせない、彼の相棒ボブ。まさか彼が出て来るなんて、今回の監督は本当にデッドプール愛のある人です。

 

こうして振り返ると、あのひっどいウェポンXとしてのデッドプールがいたから、皆の声が集まり、思いが集結し、こんな素晴らしい映画ができたのではないかという気持ちにすらなります。

 

ということは、デッドプール公開日とほぼ同時期に発売した、バットマンの初代相棒ロビンことディック・グレイソンが活躍する漫画、グレイソンシリーズも映画化するかもしれません!!

 

ファンの力はけっして無力ではないと証明した映画デッドプール。を観たけども、「そんなにひどいの? 」と思った方はぜひウルヴァリン XMEN ZEROをみてください。最初は「そこまでひどい? 」と思うかもしれませんが、ぜひ、最後まで見てください。

あり、なし、を決めるのは、あなた次第です。

 

 

映画「デッドプール」鑑賞前の注意について

待ち続けていた映画「デッドプール」の試写会に応募しましたが落ちてしまったけれど、公開初日に観ることができそうなので私は元気です。

元気です!!

 

しかし、私が昔友人から抽選で当たった「ブラインドネス」を伊勢谷友介が出るなら観てみようかと、内容も知らずうっかり観て、気安く観る映画ではなかった、と後悔したように、ライアン・レイノルズが出るなら観てみようかなと思った人が、こんなのライアン・レイノルズじゃない、と後悔しないですむように、ちょっとデッドプールというキャラクターについて、主にR15方面のことを書かせていただきたいと思います。

 

デッドプールが、なんかちょっと今までのマーベルとは違う、というか、シビル・ウォーの温度差で風邪ひくレベル、というのは予告や公式サイトを見れば感じると思います。

こんなひどいヒーローが本当にいるのか。制作会社が意図的に印象操作しているのでは? 予告を観て思った人には残念ながら、大体あってるんです。印象操作じゃありません。ありのままのデッドプールさんです。

本編を見たら、予告以上にこれは、ヒーローとして、ない……と感じるかもしれません。

その戦い方もぎりぎり悪役で、血を見せなかったキャプテンアメリカや蜘蛛の巣で捕縛するスパイダーマンとはまったく違います。

キャプテンアメリカの蹴りもなかなかえぐいと思いますが、身体がちぎれたりするわけじゃないのでギリセーフです。

監督も悩んだことでしょう。

マーベルヒーローなのに、R15。

パニッシャーバイオレンス映画の前例はありますが、アントマンアベンジャーズの人気の勢いに乗っている今この時に、R15というのは英断です。

そしてデッドプールは、本国で「だからなんだ。俺ちゃんの人気を甘く見るな。」と中指を立てて高笑いするような記録を樹立してしまったわけです。

おかげでウルヴァリンもR15になるそうです。

  

さらにデッドプールの素顔はエルム街の悪夢のフレディ・クルーガー並ににただれ、ヒーローと言うよりはもうヴィラン。子供はトラウマです。実際彼がマーベルヒーローを殺しまくり、さらに原作スタッフも殺しに行くと言うコミックスあります。

相手も自分も血まみれモツまみれ。時として生首だけで饒舌に喋る。

情け容赦ない彼の振る舞いには他のヒーローは顔をしかめます。ただ情け容赦ないのではなく、デッドプールは水鉄砲のように面白がって銃を撃ちまくります。子供がチャンバラをするように、背中から抜いた刀で敵を切り刻みます。

さらに本作では今までのヒーロー映画になかった恋人との濃厚なラブシーンもあるようです。

バットマンもプレイボーイですけどね、濃厚なラブシーンまではありませんでしたよ。

しかし監督はデッドプールというキャラクターには濃厚ラブシーンがいると思ったんですよ。

何故ならデッドプールはただのイケメンのライアン・レイノルズでは成立しないんです。彼の本領が発揮されるのは下劣な単語を饒舌にまくしたて血まみれで戦う時なんです。

自分も血を流し、相手にはその倍血を流させる。品行方正な戦い方など他のヒーローがやればいい。俺ちゃんはこれでいく。それがデッドプールなんです。

そしてデッドプールのファンが見たかったのも、そんな自由気ままなヒーローなんです。

やっと日本にやってきた不真面目ヒーロー。期待を裏切らない、けれど予想を裏切る活躍を見せてくれることでしょう。

というか観たいんです。

期待大です。

公開日が待ち遠しいです。

試写会当たった人がうらやましすぎます。

 

長々と書いてしまいましたが、一冊読んでみようかなと思ったら「マーク・ウィズ・ア・マウス」がおすすめです。

ヴァイオレンスもセクシーシーンもあります。

くれぐれも、「キルズ・ザ・マーベルユニバース」だけは一番最初に読まないでください。これはデッドプール上級者向けです。まだ翻訳本が少なかったころ、読んだ私は温度差で風邪を引きました。

 

 

初めてのロブスター

その昔、ハワイで食べた蟹があまりに不味くて泣いたことがある柳沢です。

 

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しかし、ロブスターは美味しいんじゃないかと思って母の日に買って帰りました。
 

f:id:yoshiws:20160512231941j:image片方すでにはさみがとれてます。
 
 
箱には流水で1時間と書かれていますが電子レンジで解凍したのがこちらです。

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そして鍋にgo!

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出来上がりがこちらです

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バターで貪ると驚くほど美味しい!
母も素材の味だけでほぼ旨いと胴体(一番身の詰まった部分)を食べてくれました。
わが家では同じ赤ならカーネーションよりもこちらが好評でした。

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このあと残った殻を味噌汁にしましたがそれもまた美味しかったです。
味噌のある国に生まれて良かった。

アベンジャーズの内部分裂を描いた衝撃作、シビル・ウォー

アメリカが誇るマンガ社、マーベルのスーパーヒーローたちが集結して悪い奴らをバッタバッタと千切っては投げ千切っては投げする作品「アベンジャーズ」。

頑張って異星人から世界を守り、頑張って悪の人工知能から地球を守ってきたのに、民間人に犠牲者を出したら「君らずさんだから政府が管理するわ。その方が世界の皆は安心するし。」とお上に言われたから大変。

それまでの生き方に疑問を持っていたアイアンマンことトニー・スタークは「そっちのほうがいい。」と同意したけれども、キャプテン・アメリカことスティーブ・ロジャーズは「お上の言うこと何かころころ変わる。そんなんじゃ世界は救えない。」と対立してしまう。

ちなみに本作を鑑賞するに至って、キャプテン・アメリカシリーズは見ていた方が良いです。

バットマンとスーパーマンのいざこざほどではありませんが、見ていた方がより二人のこじれ具合が分かりやすいです。

マーベルの作品は、見ないとついて行けないというレベルではなく、あくまで今まで見ていてくれた人ありがとう。今回も楽しんでねという優しさに溢れているので安心してください。

そして、本作はどっちが正しいのか、悪いのか、という物語ではありません。

トニーは培った技術や財産を社会に貢献しています。

彼の技術で歩けない人が歩けるようになり、資金難で未来を絶たれる学生たちはその財産を奨学金としてもらい研究を続けることができます。

スティーブは身を隠しても人々を救うために戦う道を選びました。そんな彼に賛同し、後に続く仲間もいます。

アベンジャーズは分裂し、内部崩壊したのではなく、それぞれの正義の道を歩み始めた。

そんな物語です。

ヒーローの数だけ、正義の道はあるのです。

 

さて、同じマーベル作品に、来月公開のデッドプールという作品があります。

アメコミファンには熱烈な人気があり、過去Xメンシリーズにも登場しているのですが、あまりにも原作ファンの期待をへし折り消し炭にする形だったため、なかったことにされているヒーローが、ついに登場します。

スパイダー・マンのファンということも、コアなファンならご存知です。

楽しみな人も多いかと思うのですが、ふと今回のシビル・ウォーを見て一抹の不安がよぎりました。

予告でも出ているように、今回スパイダー・マンが登場しているのですが、まだティーンの可愛らしい少年なのです。

こんな少年がデッド・プールに追い掛け回されていたら、それだけでアベンジャーズアッセンボーな事案です。

果たして今後デッドプールさんは絡めるのか。

非常に気になるところです。