三十路からのデスマーチ

何気ない日常がもしかしたら誰かの役に立つかもしれない。

ファンの力でデッドプール実写化大成功

試写会に落ちたけれどやっと観れた柳沢です。観たい気持ちは館内1だったと自負しています。

オープニングから「好き……///」としか出てこない映画は初めてでした。

ウルヴァリンX-MEN ZEROからの長い道のりでした。

ライアン・レイノルズ自身とてもあの役柄が不満だったと語っていたのがファンとして嬉しいです。

それが、誰かがテスト映像をうっかりネットの海に流してしまったばかりに、デッドプールファンの皆がざわざわして映画化大成功。

こんなに陽気にこんなにヴァイオレンスにそしてこんなにキュートにデッドプールを演じるライアン・レイノルズが隠れていたなんてと、初登場映画を観て心折れていたファンは歓喜です。

 

 

 

 

 

※ネタバレ※

 

 

そんなライアンだからこそのデッドプールさん。アドリブも満載だったらしく、共演者の、主にヒロインヴァネッサ役のモリーナ・バッカリンは頭の回転の速さについていくのが大変だったとコメントしていました。しかしそれも役にはまるにつれて慣れてきたと語る彼女。美女で下品なジョークが得意とは世の男性にはたまらないものがあるのではないでしょうか。

 

実は彼女、あまりに美女すぎてヴァネッサ役には向かないと言われていたそうですが、そんなことありませんでした。

しかし、今まで見たマーベルヒーローのヒロインの中では一番露出度が高くセクシーでした。

R15は伊達じゃない。

 

さらに、制作費の事情で学園なのに二人しか出てこないXMENチームからは可愛い凸凹コンビが登場。

見た目通り勤勉真面目のコロッサスと見た目通りつねにぶすっとした反抗期の女の子ネガソニック・ティーンエイジ・ウォーヘッド。

ステファン・カプシックが演じるコロッサスはCGに加工される前は灰色のタイツを着て頭にピンを刺しているので、そんなコロッサスがそばにいてよくネガソニックを演じたブリアナ・ヒルデブランは「んふっwww」と笑わずにぶすっとした顔ができたと思います。

 

全身CGのコロッサスのせいでデッドプールは宿敵を逃したり腕を失くしたりしてしまうわけですが、彼のまっすぐさ、純粋さ、そして誇り高い思想はこの映画の唯一の聖域と言えます。

最初坊主頭の女の子とか……と思った鑑賞前のみなさんも、いつの間にかネガソニちゃんの可愛さに最後のデレた瞬間にはきゅんとなるでしょう。

デッドプールは制作側の事情を知っていますが、きっと皆修学旅行とかで出ていたんですよ。そして、反抗期なネガソニちゃんが「あたし行きたくない。」とぶすっと居残りをしたので、真面目なコロッサスが「じゃあこの子を見ていますので教授たちは他の子たちをお願いします。」みたいな事情があるんですよ。

教授はどっちなの??!と気になる気持ちを抑えて、想像を巡らましましょう。

 

悪役ももちろん、デッドプール映画にふさわしい、極悪非道っぷりです。

イケメン俳優エド・スクライン演じる宿敵エイジャックス、といかフランシスはウェイドを鉄骨で刺して、しかも抜けないように先を折り曲げるという徹底した隙を見せない悪役っぷりを。

ジーナ・カラーノ演じるエンジェル・ダストは女性なのにコロッサスをふっとばし、弱り切ったウェイドの顔面を容赦なくなぐりつけ、片乳がぽろりしても「きゃっ///」なんて可愛い悲鳴を上げずに、真摯なコロッサスが目をそらした瞬間殴ってきます。

 

さらに、ヴァネッサの元へ帰れないデッドプールが新たな同居人に選んだ女性もまたインパクト大。思わずちょっと凹んだデッドプールも寄り添ってしまいます。

 

さらにさらに、デッドプールには欠かせない、彼の相棒ボブ。まさか彼が出て来るなんて、今回の監督は本当にデッドプール愛のある人です。

 

こうして振り返ると、あのひっどいウェポンXとしてのデッドプールがいたから、皆の声が集まり、思いが集結し、こんな素晴らしい映画ができたのではないかという気持ちにすらなります。

 

ということは、デッドプール公開日とほぼ同時期に発売した、バットマンの初代相棒ロビンことディック・グレイソンが活躍する漫画、グレイソンシリーズも映画化するかもしれません!!

 

ファンの力はけっして無力ではないと証明した映画デッドプール。を観たけども、「そんなにひどいの? 」と思った方はぜひウルヴァリン XMEN ZEROをみてください。最初は「そこまでひどい? 」と思うかもしれませんが、ぜひ、最後まで見てください。

あり、なし、を決めるのは、あなた次第です。

 

 

映画「デッドプール」鑑賞前の注意について

待ち続けていた映画「デッドプール」の試写会に応募しましたが落ちてしまったけれど、公開初日に観ることができそうなので私は元気です。

元気です!!

 

しかし、私が昔友人から抽選で当たった「ブラインドネス」を伊勢谷友介が出るなら観てみようかと、内容も知らずうっかり観て、気安く観る映画ではなかった、と後悔したように、ライアン・レイノルズが出るなら観てみようかなと思った人が、こんなのライアン・レイノルズじゃない、と後悔しないですむように、ちょっとデッドプールというキャラクターについて、主にR15方面のことを書かせていただきたいと思います。

 

デッドプールが、なんかちょっと今までのマーベルとは違う、というか、シビル・ウォーの温度差で風邪ひくレベル、というのは予告や公式サイトを見れば感じると思います。

こんなひどいヒーローが本当にいるのか。制作会社が意図的に印象操作しているのでは? 予告を観て思った人には残念ながら、大体あってるんです。印象操作じゃありません。ありのままのデッドプールさんです。

本編を見たら、予告以上にこれは、ヒーローとして、ない……と感じるかもしれません。

その戦い方もぎりぎり悪役で、血を見せなかったキャプテンアメリカや蜘蛛の巣で捕縛するスパイダーマンとはまったく違います。

キャプテンアメリカの蹴りもなかなかえぐいと思いますが、身体がちぎれたりするわけじゃないのでギリセーフです。

監督も悩んだことでしょう。

マーベルヒーローなのに、R15。

パニッシャーバイオレンス映画の前例はありますが、アントマンアベンジャーズの人気の勢いに乗っている今この時に、R15というのは英断です。

そしてデッドプールは、本国で「だからなんだ。俺ちゃんの人気を甘く見るな。」と中指を立てて高笑いするような記録を樹立してしまったわけです。

おかげでウルヴァリンもR15になるそうです。

  

さらにデッドプールの素顔はエルム街の悪夢のフレディ・クルーガー並ににただれ、ヒーローと言うよりはもうヴィラン。子供はトラウマです。実際彼がマーベルヒーローを殺しまくり、さらに原作スタッフも殺しに行くと言うコミックスあります。

相手も自分も血まみれモツまみれ。時として生首だけで饒舌に喋る。

情け容赦ない彼の振る舞いには他のヒーローは顔をしかめます。ただ情け容赦ないのではなく、デッドプールは水鉄砲のように面白がって銃を撃ちまくります。子供がチャンバラをするように、背中から抜いた刀で敵を切り刻みます。

さらに本作では今までのヒーロー映画になかった恋人との濃厚なラブシーンもあるようです。

バットマンもプレイボーイですけどね、濃厚なラブシーンまではありませんでしたよ。

しかし監督はデッドプールというキャラクターには濃厚ラブシーンがいると思ったんですよ。

何故ならデッドプールはただのイケメンのライアン・レイノルズでは成立しないんです。彼の本領が発揮されるのは下劣な単語を饒舌にまくしたて血まみれで戦う時なんです。

自分も血を流し、相手にはその倍血を流させる。品行方正な戦い方など他のヒーローがやればいい。俺ちゃんはこれでいく。それがデッドプールなんです。

そしてデッドプールのファンが見たかったのも、そんな自由気ままなヒーローなんです。

やっと日本にやってきた不真面目ヒーロー。期待を裏切らない、けれど予想を裏切る活躍を見せてくれることでしょう。

というか観たいんです。

期待大です。

公開日が待ち遠しいです。

試写会当たった人がうらやましすぎます。

 

長々と書いてしまいましたが、一冊読んでみようかなと思ったら「マーク・ウィズ・ア・マウス」がおすすめです。

ヴァイオレンスもセクシーシーンもあります。

くれぐれも、「キルズ・ザ・マーベルユニバース」だけは一番最初に読まないでください。これはデッドプール上級者向けです。まだ翻訳本が少なかったころ、読んだ私は温度差で風邪を引きました。

 

 

初めてのロブスター

その昔、ハワイで食べた蟹があまりに不味くて泣いたことがある柳沢です。

 

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しかし、ロブスターは美味しいんじゃないかと思って母の日に買って帰りました。
 

f:id:yoshiws:20160512231941j:image片方すでにはさみがとれてます。
 
 
箱には流水で1時間と書かれていますが電子レンジで解凍したのがこちらです。

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そして鍋にgo!

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出来上がりがこちらです

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バターで貪ると驚くほど美味しい!
母も素材の味だけでほぼ旨いと胴体(一番身の詰まった部分)を食べてくれました。
わが家では同じ赤ならカーネーションよりもこちらが好評でした。

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このあと残った殻を味噌汁にしましたがそれもまた美味しかったです。
味噌のある国に生まれて良かった。

アベンジャーズの内部分裂を描いた衝撃作、シビル・ウォー

アメリカが誇るマンガ社、マーベルのスーパーヒーローたちが集結して悪い奴らをバッタバッタと千切っては投げ千切っては投げする作品「アベンジャーズ」。

頑張って異星人から世界を守り、頑張って悪の人工知能から地球を守ってきたのに、民間人に犠牲者を出したら「君らずさんだから政府が管理するわ。その方が世界の皆は安心するし。」とお上に言われたから大変。

それまでの生き方に疑問を持っていたアイアンマンことトニー・スタークは「そっちのほうがいい。」と同意したけれども、キャプテン・アメリカことスティーブ・ロジャーズは「お上の言うこと何かころころ変わる。そんなんじゃ世界は救えない。」と対立してしまう。

ちなみに本作を鑑賞するに至って、キャプテン・アメリカシリーズは見ていた方が良いです。

バットマンとスーパーマンのいざこざほどではありませんが、見ていた方がより二人のこじれ具合が分かりやすいです。

マーベルの作品は、見ないとついて行けないというレベルではなく、あくまで今まで見ていてくれた人ありがとう。今回も楽しんでねという優しさに溢れているので安心してください。

そして、本作はどっちが正しいのか、悪いのか、という物語ではありません。

トニーは培った技術や財産を社会に貢献しています。

彼の技術で歩けない人が歩けるようになり、資金難で未来を絶たれる学生たちはその財産を奨学金としてもらい研究を続けることができます。

スティーブは身を隠しても人々を救うために戦う道を選びました。そんな彼に賛同し、後に続く仲間もいます。

アベンジャーズは分裂し、内部崩壊したのではなく、それぞれの正義の道を歩み始めた。

そんな物語です。

ヒーローの数だけ、正義の道はあるのです。

 

さて、同じマーベル作品に、来月公開のデッドプールという作品があります。

アメコミファンには熱烈な人気があり、過去Xメンシリーズにも登場しているのですが、あまりにも原作ファンの期待をへし折り消し炭にする形だったため、なかったことにされているヒーローが、ついに登場します。

スパイダー・マンのファンということも、コアなファンならご存知です。

楽しみな人も多いかと思うのですが、ふと今回のシビル・ウォーを見て一抹の不安がよぎりました。

予告でも出ているように、今回スパイダー・マンが登場しているのですが、まだティーンの可愛らしい少年なのです。

こんな少年がデッド・プールに追い掛け回されていたら、それだけでアベンジャーズアッセンボーな事案です。

果たして今後デッドプールさんは絡めるのか。

非常に気になるところです。

 

 

 

人気にあやかって、三部けい作品が返り咲いてくれるのを待っています

僕だけがいない街」 三部けい作の同名漫画の実写映画

はずれはないと言われる藤原竜也を主人公に、今をときめく女優有村架純をヒロインにして、ぽしゃるはずがありません。

 

さて、今は昔ドラゴンコミックスに「テスタロト」という作品がありまして。

主人公の神父レオニダスとその仲間たちの苦難の物語が描かれているシリアスな作品で、「俺たちの戦いはこれからだ! 」というような衝撃の最終回を迎えた全四巻の作品です。

そして時は流れ、コミックエースにて「カミヤドリ」という作品がありまして、主人公ジラルドと彼の相棒、褐色の肌をした少女ヴィヴィの活躍を描いたダークファンタジーで少しコミカルな雰囲気をもちながらもシリアスかつサスペンスな内容の作品で「俺たちの戦いはこれからだ! 」というような衝撃の最終回を迎えた全五巻の作品です。

さらに時は流れ、同じ出版社から「神宿りのナギ」という作品がありまして、主人公ナギと謎の伝染病カミヤドリとの戦いが描かれたファンタジー作品で「打ち切りにならないうちに走れー!! 」という駆け足で最終回を迎えた全三巻の作品です。

 

 

私は全部大好きですけどね。

 

鬼燈の島等、子供たちを主人公にしたサスペンス等ちゃんときれいに終わった作品もありますが、何故か私の大好きなテスタロトは打ち切りで終わってその後がありません。

 

そんな打ち切り三部けい作品のファンの私としては、今回の「僕街」はノータッチでした。

なんというか、こう、人気が募れば募るほど、なんであの時もっと注目されなかったんだ、という憤りというか、反抗心のようなものがありまして。

私はこの人気に乗ってテスタロトが再会されるまで待つ!というへそ曲がりな気持ちがあったんです。

アニメが放映されても、なんでカミヤドリはだめだったんだよ! 可愛かったじゃない! ヒロイン可愛かったじゃない!と同じ出版社なのに扱いの差に反抗してしまっていました。

しかし、友人からの「柳沢、一緒に映画観ようぜ!」という誘いには野球に誘われる磯野君並に反応してしまう私は映画館にポップコーンとジュース片手に向かったのでありました。

予告では女子が壁ドンされたり、男の子に奴隷扱いされたりする少女漫画実写映画の予告が流れます。

ポップコーンをむしゃむしゃ食べながら、最近の女子はイケメンに罵られるのが好きだなーっと思っていました。

私も最近の映画で執事アレフレッド役のジェイミーさんみたいなイケ老紳士に壁ドンされたらその場で動機息切れ眩暈を起こして倒れるほどときめく自信がありますが、それはさておき、売れない漫画家の藤原大先生がスクリーンに映るわけです。

もうね、テスタロトか!テスタロトのことか!!と噛み付きたくなる展開。

お母さんもヒロインも可愛い綺麗だわーって見てました。

そして登場、実写コナン……ではなく、リバイバル中の主人公。

この子役さんが藤原竜也氏のくせがそっくりで、藤原先生本当に謎の黒服組織に薬盛られたんじゃないのって不安になるくらい。

そして赤が鮮やかな子役ヒロインが出て来るわけですよ。

三部作品でぬいぐるみを抱えた幼い女の子が頭ぶち抜かれた上爆弾仕込まれていて爆破するという展開の洗礼を受けていたはずなのに、闇の子供達以来の虐待される幼い女の子の姿に「あああああ。」となり、そんなヒロインを助けようと懸命に闘う主人公と、段々と険しい彼女の顔に笑顔が戻り、そして手をつないだりケーキを吹き消したりこっそり青い毛糸で鍵縫いしたりしている姿に「あああああああ!霞むっ予告の少女漫画実写映画の絡みなんざこの二人のピュアさに比べたら足元にも及ばない!! この甘酸っぱさ! このトキメキ! 」と胸をかきむしったりしていると、映画は終わりました。

この作品は、サスペンスであり、青春ドラマであり、社会問題をとらえた作品でもあります。

主人公は無論、過去に戻り事件を解決する藤沼悟です。

けれど、虐待され家にも学校にも居場所のない、孤立無援の状態で自分を消したいと思っていた雛森加代という少女が、人のぬくもりに触れ、祝福され、自分を守ってくれる存在を知り、未来を取り戻すという物語でもあります。

彼女の顔から笑顔が戻っても、何度も固く唇をかみしめます。彼女はまだ感情を押し殺そうとしています。

けれど、温かい布団の中でぐっすり眠って、出来立ての温かい朝食を食卓で食べるという当たり前のことに涙を流した瞬間、やっと彼女の人生が始まるのだと感じました。

幼い彼女にとって、二月の北海道という極寒の納屋に閉じ込められても、痣が消えないほど殴られても、彼女にとって母親は神にも等しい存在でした。

けれど母と決別し、自分の人生を手に入れることを決めた瞬間、彼女の未来は続いたのです。

 

これを見てどうして原作から目を背けることができるでしょう。

 

もう、走りますよ本屋に。なかったら電子書籍買います。

 

皆様もぜひご興味持たれましたら、過去の作品を買ってください。

 

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バットマンVSスーパーマン&姐さん

皆さんもうご覧になられたでしょうか。バットマンVSスーパーマン(以下BvS)

 
色々素晴らしい点はあったのですが、興奮覚めて不安があります。
 
これ、DCコミック読んだことのない人が見ても大丈夫なんだろうか…?
 
 
BvS、終始監督の「振り落とされずについてこいよ!」というよりも「え?予習してきてないんですか?」を感じてしまう。
 
ノーラン監督は最後の最後にロビンを出したけど、BvSはバットマンにはロビンがいて、しかも道化師にひどい目に遭わされたのは、バットマンファンなら知ってて当然だよね、くらいの大胆さで出してきた。
 
 
広く深いアメコミ世界。特にDCはマーベルと比べて神話界や伝説上の人々が絡むシリアス且つ荘厳な世界観があるのです。
 
私は蝙蝠海域の浅瀬を泳いでいるので、落書きされたコスチュームやピエロの単語には(*゚∀゚)=3という顔なのですが、ワンダーウーマンの出てくる作品はちゃんと読んだことがないので、観に来た人の何人が彼女を知っているのか、知らなくても最近のアクション映画によく見かける、ガチンコしている男性陣をそのまままとめてはっ倒す系姐さんとして受け入れられそうなので大丈夫でしょうか。
 
最後は「俺たちの戦いはこれからだ!!」で締められ、興業成績次第では続編あるかもという感じでしょうか。他のキャラクターの活躍が見たければ応援してね($的な意味で)という熱いメッセージなのでしょうか。
ということは応援したらナイトウィングが大活躍する映画が作られるんでしょうか。
 
応援します
 
 

大阪という食の都

一生に一度、なんばのたこ焼き屋を制覇したい野望をもっている柳沢です。

 
なんばって誘惑が多いんですよ。炭水化物の。
 
 
まずたこ焼屋です。九時からやってる店もあります。私はわなか大好きおのぼりさんなので黒門市場に行ってたこ焼大入りをむさぼります。四つの味が楽しめるなんて商売上手ですね!
 
そしてうどんです。かすうどんです。法善寺にあるかすうどん最高です。汁まで啜りたい。ホルモンの破片まで味わいたい。
 
甘いものが食べたくなりますよね。アルションのクレープなんか最高です。バターと砂糖だけのシンプルなクレープを一口食べると世界が変わります。
 
最後に串揚げを食べないと心残りですよね。だるまでキャベツをお代わりしながら串揚げを食べます。ここの衣は上顎を傷つけない優しいパン粉です。
新大阪駅にもあるので、なんばは人が多くて入りづらかった時でもラストチャンスがあります。
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数あるたこ焼の中からわなかをダイレクトに推しますが、食べて損はないと思います。
しかも今なら春らしい桜塩が味わえるのです。
ちなみに、大阪で一番おいしいという名前のたこ焼屋さんがありますが、ものすごくスナック菓子的な味なのでスナック菓子好きな人には侮らず食べてみて欲しい味です。
 
卒業旅行で行くかたは参考にしてみていただけると嬉しいです。