子供の頃、好きだったアニメが、ハリウッドで映画かされたら観に行くしかないと思うんですよ。
それもマイケル・ベイ監督。期待しかない。
私は小学生の頃衛生放送で観た、亀が不思議な薬で人間大になって戦うヒーローアニメが好きでした。
過去の映画も3作目まで作られてとても楽しい作品でしたが、最近の亀さん四兄弟はそれぞれ個性がくっきりいています。
四人のリーダー、青いバンダナがトレードマークのレオナルドは真面目な学級委員長系。
赤いバンダナがトレードマークのラファエロは、タフガイで脳筋。
紫のバンダナがトレードマークのドナテロは科学好きなのはそのままによりオタクっぽく草食系に。
黄色のバンダナがトレードマークのミケランジェロは頭が空っぽでのりのりのウェーイ系。
前作では、初めての視聴者に分かりやすくするために、視点が彼らの名付け親であるエイプリルでしたが、今回は四兄弟が主人公です。
長男として悩むレオナルドに、もっと信頼してほしいと憤るラファエロ、みんなの気持ちが分かるけれど率先して発言できずにおろおろするドナテロ、そして明るく楽しそうに見えるけれど人間に受け入れてほしいという悩みがあるミケランジェロ。
シン・ゴジラを見ていても思ったのですが、映画界のCG技術はすばらしいのはもちろん、トランスフォーマーを見ていて思ったのがそんな動きをどうしてできるのか。
素晴らしい技術があっても、それをどう演出するか。
マイケル・ベイ監督のCGの魅せ方は、今まで見たことのない生き物を見せてくれます。
しかし一抹の不安があります。
マイケル・ベイ監督のトランスフォーはシリーズを追うごとに敵、味方関係なく惨たらしく殺され、今のところの最新作では最主要セイバトロンだったはずのオプティマスすら惨たらしい有様でした。
このまま進めば、多分四作目あたりで、四兄弟の誰かが殺されるんじゃないか。少なくとも、四兄弟の周りの大切な誰かが。