令和になりましたね。
そんな私の始まりは一本の動画でした。
レペゼン地球の動画です。
ちなみに平成最後の動画は今酒ハクノさんでした。
【限界メシ】ストロングゼロで作ったラーメン、4種食べ比べ!【050】
話を戻して、このレペゼン地球について簡単にご紹介いたします。
DJ社長さんをはじめとしたDJ軍団で、「レペゼン地球のメンバーの本名を徹底公開!!両親の名前や出身中学校も調査!!」みたいな記事を読まなくても、本人たちが自ら公開していくというスタイルです。
頭のおかしな奴らの帝王、DJ社長の質問コーナー【君に伝えたいこと】
特にDJ社長さんは本名の木元さんとお呼びすればいいのか、DJ名でお呼びすればいいのか分からないほど、本名を連呼されます。
作っている歌は基本的に下方向。品性も含めて下方向。YOUTUBEの動画もたびたび運営に削除されアカウントも削除されるというお察しなチャンネルで、登録者数が100万人になった瞬間削除されたという伝説もある集団です。
レペゼン地球は過去YOUTUBE界の大御所中の大御所、日本のキングオブユーチューバーであるヒカキンさんとコラボ動画を行い、「NHKとXVI〇E〇Sのコラボ」と評されるという事件もありました。
何が言いたいかと言うと、レペゼン地球はテレビというメディアではゴールデンタイムでは決してお目にかかることのない存在だということです。
しかし、リーダーのDJ社長さんの人生は波乱万丈、テレビ局が好きそうな経歴の持ち主です。
わずか二十代にして社長になるも、借金まみれになり、起死回生をはかりDJになるも周囲からは笑われ、見下され続けました。
色物と蔑まれ、一発屋と揶揄されて、それでも徐々に呼ばれるようになり、やがてライブ会場にも人が満ち、会場も大きくなりました。
下方向のネタに特化した歌を作り続けたDJ社長さんが、50分ほどの動画を作って言ったのが「好きなことで生きていくことの壮絶さ」でした。
頭を下げる一生なんかまっぴらだと思って社長になろうと奔走したのに、普通に生きる人の倍頭を下げて、プライドなど捨てて生きて来た。
自殺をしようと思ったときもあった。
親をたくさん泣かせた。
一発屋ですぐ消えるとあざ笑われた。
ドームでライブなんて、お前らにできるわけないだろうとさんざん言われて馬鹿にされた。
好きなことをして生きていくのは、努力が必要です。
好きなこと = 楽なことではないのだと、DJ社長さんの動画を観ると感じます。
とても人には言えないような下品な動画ばかりを公開してきたのに、終始ふざけて笑っているのに、その動画だけは異彩を放っていました。
そんなレペゼン地球が今、ドームライブに向けて活動休止を決めました。
きっと不真面目に真面目にやりきってくれることでしょう。