貴方は映画館で絶望をあじわったことがありますか?
私は魔法少女まどかマギカが生まれて初めて映画館で絶望を味わった作品でした。
二度目は去年公開した、アベンジャーズ/インフィニティウォーです。
アベンジャーズシリーズは今まで「世界が滅ぶ!」という煽り文句を使っていたので、インフィニティーウォーの煽り文句だった「アベンジャーズ全滅」という煽り文句も、はいはいwww中盤から盛り返すんでしょ?って思ってたんです。
インフィニティーウォーには、大ヒットしたブラックパンサーやノリと音楽でピンチを切り抜けたガーディアン・オブ・ザ・ギャラクシーに加え、未成年ヒーローのスパイダーアンもいたんです。
負けるわけないじゃないですか。
惨たらしく殺されるわけないじゃないですか。
音楽とコメディと子供がついているんですよ? 滅ぶわけないじゃないですか。約束された起死回生じゃないですか。
それがまさかの指ぱっちんで半分が塵になっていくんですよ。
もう、「ど、どうして……? 」って顔面蒼白ですよ。
その次に公開された、「アントマン&ワプス」では、最高のハッピーエンドがあったんですよ。だから、これはインフィニティーの後日談かもと思ったんですよ。
でも、話す内容から「いや、これは指ぱっちん前だ。」と薄々感じていたんですよ。そしてハッピーエンドのEDが終わったら、ピム一家が塵になってきえていたんですよ。
インフィニティーウォーのトラウマ再発です。
そんな私の望みは、「キャプテン・マーベル」でした。インフィニティーウォーの最後でニックが望を託していたヒーローです。
キャプテン・マーベルは、空も飛ぶし、宇宙でも息ができるし、巨大な戦艦も一人で撃破できる、ワンパンマン系キャラでした。
彼女は自分に力を与えたヒーローの意思を引き継ぎ、宇宙の果てまでヒーロー活動をしていたのですが、友人ニックのピンチに戻ってきたのです。
そんな彼女が帰ってきて果たして3時間もなにをするのか。
それが私がエンドゲーム前に思っていた疑問でした。