三十路からのデスマーチ

何気ない日常がもしかしたら誰かの役に立つかもしれない。

耳が痛くなった話し治療編

外耳道炎

それが私に眠れもしないほどの重傷を与えた耳痛の原因でした。

耳掃除のし過ぎ、もしくはプールに入った後になることのある病気らしく、原因だけ伝えられると子供のかかる病気のようにしか思えません。

 

しかし私の耳はそれを発症し、何故か本来なら人体の負けるはずのない緑膿菌にまで負けて点滴を打つことになってしまったのです。

「この点滴が効かなかったら、入院だよ。」

抗生物質の服用で改善しない私に、先生が言いました。

生まれて初めての入院イベントをこんなことでしたくなかった私は、点滴が効くようにのどに白かゆを流し込み、点滴に通いました。

 

この間約一週間。毎日病院に通い、最終的には朝夕の点滴まですることになりました。前職ではとても治療できずに入院決定な状況です。

 

私にとってこの病気は膀胱炎に次いで二度と患いたくない病気の一つとなりました。

 

リンパが腫れて顎が閉じず食事が流動食しかできない。

痛くて目が覚める。

朝夕の点滴が嫌だ。

 

それも大きな理由ですが、一番は治療の一つの耳洗浄なのです。

一回目は耳に洗浄液だけを入れました。それ自体は痛かったのですが、耳の中を掃除しているなぁという程度だったのです。

 

二回目は違いました。

上がるベッド。近づくライト。あれ? そんな金具の音したっけ? という金属音。

洗浄液が入ったなと思ったら、耳の中で虫歯治療をするときの「キュイーンンンンンンガガガガキューィィィィィィィンンンン」という音がし始めるのですよ。

 

私が若かったら泣き叫んでいました。

 

東京喰種の金木君ですら、耳に〇〇〇を入れられる前に「今から入れるよ。」と言われていたのに、私の場合は予告もなしに耳の中で虫歯治療が始まったのです。

ビクンビクンと死にかけた魚のように震える私を抑える看護士さん二人。

耳で行われる工事。

 

まるで拷問でした。

 

みなさんくれぐれも、耳掃除と不摂生にはご注意ください。